転職のコツ>求人広告の甘いキャッチコピーには、絶対注意しましょう。

求人広告のなかには人の集まらない会社、定着性の悪い会社の危険な常識がまかり通ってます。

誇大広告、甘い言葉、魅力的な条件をエサに釣り上げる手口です。
その業界にうといとつい甘い言葉にも信じたくなります。
「気をつけろ、甘い言葉と　暗い道」の標語は、求人にもあてはまります。
まず給料が異常に高い求人は、まずその例と言ってもいいでしょう。
「22歳初任給40万　6ヶ月後月収80万」という広告が実際にありました。
確かに初任給は40万円を払ってもらえるのですが、2ヶ月目からは完全歩合制。固定給なし。
半年後の80万円も、もしトップセールマンになれば「可能」なだけであって、現実問題はかなり厳しい、
なんてことでした。
この手の給与の書き方は、求人広告を見ると意外によく見かけます。
こういった時は、定着率が悪く、仕事がきつく、いわゆる「ブラック企業」であるに違いないと見ていいでしょう。
営業マン募集のこんな表現にも注意が必要です。

「誰にでもできる高収入のコンサルティングサービス。飛び込みはありません。」
この営業に確かに飛び込みはありませんでした。
しかし飛び込ませない代わりに、左手に受話器を結ばれたまま、一日150本という電話のノルマがあったのです。
「入社三ヶ月で海外研修」という例も鵜呑みにできません。
入社してみて初めて研修に行けるためのノルマが知らされ、普通にやってたらとても達成できないノルマであることが多いのです。
まだまだ例はありますが、基本的に甘いキャッチコピーは客をよせる為の罠と思っておいて間違いないでしょう。