転職のコツ>募集してないから…といって諦めてはいけない！！

ある会社に募集もかけていないのに、一通の履歴書が届きました。
いきなりの履歴書に担当者は唖然としましたが、開けてみると意外に経理マンとして相当なキャリアを積んだ方の履歴書でした。

その時経理のあきはなかったのですが、興味を持った人事担当者が面接をすることになり、
経理の席が空いたら経理につく、を条件に他の部署で入社になりました。
その部署は全くその人とは畑違いの未経験分野だったのですが、メキメキと頭角をあらわし、今やその会社には
なくてはならない中堅幹部として大活躍されています。
募集もしてない会社に履歴書を送る-これは突拍子もないような発想ですが、このシンプルな小技が結構有効なのですから、やらない手はないでしょう。
募集時期には企業は盛んに求人広告を出すので、何人ものライバルを相手に生き残っていかなければなりません。
しかし募集時期でない時には、そういった競争が全くなく、なおかつ人事担当者の印象に残りやすいから非常に効果的なのです。

企業は募集してないから、人材が足りているというわけではありません。
募集ひとつとっても社内的に色々調整したり、予算との兼ね合いで本来必要な人材を募集できないケースがままあります。
大企業ではそういうことはありませんが、中小企業や急躍進している会社ではよくあることです。
またこういう感じで、募集していない会社に履歴書を送るという手法は、欧米ではごく当たり前の方法です。