転職先を決めてから辞めるのが、転職の仕方としてはベストでしょう。
しかし問題は情報収集や試験・面接などにさく時間で、会社には内密に転職活動をしようと思うと、なかなか難しいです。
就業時間中に活動をしてボロが出る事態は、何としても避けた方がいいでしょう。
しかし休日やアフターファイブの時間に活動するのには、おのずと限界があります。
肝心なのは、大抵平日に実施される、求人側の試験・面接の日時をどうするかです。
これは現職の強みを生かして、率直に話して休日やアフターファイブに変更してもらいましょう。
よほど緊急な求人でない限り、どの企業でも大抵この手の申し出は、受け入れてくれます。
これは求人側の現職への期待感の表れと言ってもいいでしょう。
なかにはこれをフルに活用して、企業の対応の仕方で交渉の場で優位に立てるかどうか、面接前の企業の感触を打診してみる人もいらっしゃいます。
転職が切迫した状況でないときは、国営の人材銀行や民間の人材斡旋機関などを利用するのも手です。
希望の職種や待遇などをカード登録しておけば、企業求人側との仲介をしてくれるので、こんな便利なことはありません。
半年、一年という見通しの中での転職なら、利用価値はかなり大きいです。
求職を急ぐときは新聞広告や求人専門誌に頼ることになりますが、企業側もこれらを使う時は、急いでいるという証拠。
しかしこの場合は、日時の変更がききにくくなります。
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